NETFLEX
300page/ 148mm x 105mm
高校一年(こうこう1ねん)の冬(ふゆ)、早坂秋人(はやさか あきと)は心臓病(しんぞうびょう)を患い(わずらい)、余命宣告(よめいせんこく)を受ける(うける)。絶望(ぜつぼう)の中(なか)、秋人は通院先(つういんさき)に入院(にゅういん)している桜井春奈(さくらいはるな)と出会う(であう)。春奈もまた、重い病気(おもいびょうき)で残り(のこり)わずかの命(いのち)だった。秋人は自分の病気のことを隠して(かくして)彼女(かのじょ)と話す(はなす)ようになり、死ぬのが怖くない(こわくない)と言う春奈に興味を持つ(きょうみをもつ)。自分はまだ恋(こい)をしてもいいのだろうか? 自問(じもん)しながら過ぎる(すぎる)日々(ひび)に変化(へんか)が訪れて(おとずれて)……? 淡々(たんたん)と描かれる(えがかれる)ふたりの日常(にちじょう)に、儚い(はかない)美しさ(うつくしさ)と優しさ(やさしさ)を感じる(かんじる)、究極(きゅうきょく)の純愛小説(じゅんあいしょうせつ)。