Selecting 15 best-selling books widely read in Japan during the first decade of the 21st century, you will learn Japanese through reviews of these books (a total of 24 articles, including main texts and columns)
[もくじ]
ユニット1 日本人と日本語
第1課
[レビュー書籍] 北原保雄(編著)『問題な日本語』〈シリーズ〉
[本 文] 単純には割り切れない、「正しい日本語」と「間違った日本語」
[コラム] おかしな若者言葉、おかしなビジネス会話
第2課
[レビュー書籍] 齋藤孝『声に出して読みたい日本語』〈シリーズ〉
[本 文] 言葉を血肉化する「暗誦」の文化を取り戻すために
[コラム] 「腹で考える」ということ
ユニット2 日本人と地震
第3課
[レビュー書籍] 小出浩章『原発のウソ』
中川恵一『放射線医が語る被ばくと発がんの真実』,
藤沢数希『「反原発」の不都合な真実』
東浩紀・津田大介ほか『思想地図β vol.2』
[本 文] 地震と原発、そしてインターネット
[コラム] 災害時のデマと混乱
ユニット3 日本人と日本人とビジネス
第4課
[レビュー書籍] 梅田望夫『ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる』
[本 文] 2000年代後半のウェブ社会の変化を見通した『ウェブ進化論』
[コラム] キュレーションの時代
第5課
[レビュー書籍] 岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
[本 文] 日本人が好きなピーター・ドラッカーの経営学を、女子高生が読み解く
[コラム] 日本のサラリーマンとビジネス書
ユニット4 日本人と文学
第6課
[レビュー書籍] 村上春樹『1Q84』〈シリーズ〉
[本 文] 「心を支配するもの」と向き合う村上春樹
[コラム] デタッチメント(関わりのなさ)からコミットメント(関わり)へ
第7課
[レビュー書籍] 水野敬也『夢をかなえるゾウ』
[本 文] 自分を変えたいビジネスパーソンに送るメッセージ
[コラム] 自己啓発と自分探し
第8課
[レビュー書籍] 金原ひとみ『蛇にピアス』,綿矢りさ『蹴りたい背中』
[本 文] 孤独な都会の若者への励ましの小説
[コラム] 「言葉」と「感覚」
ユニット5 日本人と哲学
第9課
[レビュー書籍] マイケル・サンデル『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』
[本 文] 「正義」とは何かを哲学的に考える
[コラム] サンデルの政治哲学と東日本大震災
ユニット6 日本人と生活
第10課
[レビュー書籍] 三浦展『下流社会――新たな階層集団の出現』
[本 文] 貧乏で無気力な若者たち
[コラム] 格差の遺伝?
第11課
[レビュー書籍] 中野独人『電車男』
[本 文] インターネット掲示板が書籍に
[コラム] 日本最大の掲示板、2ちゃんねる
ユニット7 日本人と読書
第12課
[本 文] 日本人と読書――教養の崩壊と復活
[コラム] 電子書籍の現状と未来